業務案内 | 金属塗装・樹脂塗装のことなら大正インダストリー株式会社

金属塗装(焼付塗装)

焼付塗装とは、塗装後に熱をかけて焼付硬化させる塗装方法です。
焼き付けるため塗膜が硬く、密着も良く、耐候性、耐摩耗性にも優れています。
メタリック、パール、カラークリア、サテン、模様塗装などのデザイン・質感のご要望にも幅広く対応していて
製品の耐久性と、装飾性を兼ね備えた仕上がりを提供します。
またサイズや数量に応じた塗装ブース、乾燥炉など必要な設備も揃えておりますのでロット数・サイズ・納期など柔軟な対応が可能です。
様々な金属製品、工業製品の耐食性アップ、デザイン性の高い製品を開発したいなど目的に合わせてご提案いたします。

塗装種類

アクリル塗装	外観製品によく使用される最も一般的な焼付塗装。焼付温度は140℃～180℃です。塗膜が硬く、付着性などに優れています。
ウレタン塗装	屋外向け製品によく使用される塗装。焼付温度は80℃～120℃です。塗膜が厚く、耐候性などに優れています。
ポリエステル塗装	外観製品によく使用される塗装。焼付温度は140℃～180℃です。付着性が良く、耐薬品性などに優れています。
エポキシ塗装	プライマー（下塗り）によく使用される塗装。塗装の密着力アップ、防錆力アップに優れています。

その他の塗装については、お電話またはメールにてお問い合わせください。

取扱素材

素材に合った下処理（脱脂、化成処理等）を行い、装飾塗装、機能塗装を行なっています。

■鉄（SPCC・S ECC・SPH C・SS 400等）
■アルミ（A 5052・ADC 等）
■亜鉛（Z DC等）
■ステンレス（SUS304等）

その他の素材については、お電話またはメールにてお問い合わせください。

樹脂塗装

樹脂塗装は、プラスチック製品など熱による変形・変色がしやすい材質に塗装をすることができます。
製品に光沢を出したり、様々な色をつけたり、メタリック、パールなどで高級感を出すことができます。
また、プラスチックと金属を複合させた製品にも塗装が可能です。
熱で変形しやすい様々な製品に適しているので、お気軽にご相談ください。

一般的な塗装種類

ウレタン塗装	塗膜が厚く、付着性、耐候性などに優れています。
ラッカー塗装	全く熱の加えられない製品によく使用される塗装。自然乾燥型なので熱変形など起こりません。

その他の塗装については、お電話またはメールにてお問い合わせください。

取扱素材

素材に合った工程（焼付温度、塗料等）で、装飾塗装、機能塗装を行っています。

■ABS
■PC
■ナイロン

その他の素材については、お電話またはメールにてお問い合わせください。

前処理工程

脱脂

素材表面に付着した油脂類を洗浄剤を使用して洗浄処理します。不要なものを塗装面から除いておくことで、塗料の密着性を高めることが可能となります。
化成処理

塗料の密着性、製品の防錆力などを高めるために、六価クロム・ノンクロム・リン酸亜鉛等を利用し表面に皮膜を形成します。
マスキング

塗装工程に入る前に、塗装をしてはいけない部分にマスキングプラグ、マスキングキャップ、マスキングテープ・シールで保護をし、塗装がかからないようにします。
パテ埋め

板金のスポット溶接痕・仕上げ痕、ダイカストの巣穴、素材の傷・打痕などをパテを用いて滑らかにします。塗装だけでは隠せない凹凸（おうとつ）を美しく隠します。

印刷について

パット印刷

細かい文字や線の印刷に優れていて、曲面にも印刷できるのが特徴。
シルク印刷

インクを分厚く塗布することが可能なので隠蔽力が高く、鮮やかに色彩を表現できるのが特徴。

機能塗装

耐熱塗装

約600℃まで耐熱性を持たせることができる。（但し、素材、下地処理によって異なる。）
温度による退色、艶引け、割れが少なく、長時間被塗物の美観を維持できる。
導電塗装

電気が通りにくい、または、電気が通らない素材に導電性を持たせることが可能。
潤滑塗装

塗膜に潤滑性を持たせ、摩耗やキズを防止させる。
抗菌塗装

ウイルス・カビ・細菌等の繁殖・増殖を抑制させる。
高硬度塗装

鉛筆高度約6Hまで持たせることが可能。（但し、素材、下地処理によって異なる。）
塗膜が硬い為、キズ防止などになる。
※その他の機能塗装に関してはお問い合わせ下さい。